ラ・フォル・ジュルネ2019は5/3~5の3日間開催されていますが・・・
2日目も行きました!
ラ・フォル・ジュルネのマスタークラスを聴講するには整理券をゲットしなければならない
ラ・フォル・ジュルネって有料公演も素晴らしいのですが、それだけなら普段のコンサートでも聴けるわけです。
ラ・フォル・ジュルネの楽しみは、有料公演の半券があれば入場できる関連イベントにあります。
私が毎年期待しているのはマスタークラス。
今年も2つ聴きましたよ。
そして、5/4のパロマ・クーイデル マスタークラス|ラ・フォル・ジュルネの2019
・・・で、このマスタークラス、開演時間の直前に行っても既に満席のキャンセル待ちになっています。
なぜなら、聴講整理券は開演の90分前に配布され、しかもその整理券をゲットするためにその30分くらい前から人が並び始めます。
ということで、2つとも12時半開演だったので、10時半には整理券の列に並び、11時にゲットした後は・・・
新緑の中庭でランチタイムです。。。
これがとても気持ちいいんですよね~。。。
屋台でランチを買って緑の下のテーブルでいただき、ぼ~っとする・・・
至福の時間です。
エル=バシャは今年も凄かった
ほぼ毎年ラ・フォル・ジュルネに来日しているエル=バシャは私の好きなピアニストの1人でもありまして・・・
今年も彼のサン=サーンス ピアノ協奏曲第5番を楽しみにしていました。実は、国際フォーラムホールAで聴くの、実は今年初めてです。
なぜなら、この国際フォーラムホールAって一部クラオタたちに非常に酷評されています。確かに国際フォーラムってホールCだけが音楽専用ホールであとは多目的ホールなんですよね。
ラ・フォル・ジュルネに関しては、普段あまり聴かないものを聴こうと思っていて、いつも開催してから券を購入しています。
今年は例年より公演数が少ないようで、開催初日にチケットが残っているのはホールAの公演が主でした。
それなら・・・ホールAがどれくらいひどいのか、自分の耳でしっかり確かめようと思い、あえて2FのB席をとりました。
・・・で、結論から言ってそんなに悪くないです。
もちろんサントリーホールのようなわけにはいきませんが、充分に演奏を楽しめます。
音もそれなりにちゃんと聴こえます。
さすがにステージ上の奏者はミニチュアのように小さいですが、ステージ両側に大型ディスプレイが設置されてテレビでオーケストラ演奏を鑑賞する時のようにアップになるので、とても楽しいです。
クラシック初心者はもちろん、ふつーのクラシックファンならまったく問題ありません。
それにしてもエル=バシャは凄くて、この大ホールでも決して頑張ることなくいつもの自然体。それで充分であるだけでなく最善なんだと確信しているのですね。
そして、なんとも軽やかなタッチに驚かされました。鍵盤に触れた瞬間の指の動きが物凄く速くて鍵盤の底に指が到達する前であるばかりでなく鍵盤に触れた瞬間の動きだけで鳴らしているような雰囲気。手も腕も常に上向きで飛び跳ねていました。
ずっと凝視していたら、エル=バシャに合わせて自分の腕が肩から一緒に動き始めて、「あ〜こんな風に使うのか」と乗り移ったような感覚になりました。
もう弾きたくてたまらなくなったのでここで離脱。。。
私のラ・フォル・ジュルネ2019は幸せに終わりました。
噂では来年はベートーヴェンがテーマだとか。。。
生誕250年ですからね。
楽しみにしています。
一日目はこちらをどうぞ。。。
https://klavierfantasie.com/lfj-2019/