コラム

ア・ラ・カルト

『ピアニスト フランソワの〈粋〉を聴く』船倉武一

本は、著者の想いが熱ければ熱いほど面白い・・・とは限りません。 読者を白けさせてしまう事もあります。 「勝手にやってて・・・」 とうんざりする事も少なくないです。 「熱い情熱と醒めた目」こそ著者の力量でもあります。 自分の想い入れの強い分野...
受講・聴講レポ

音楽家の脳×科学者の脳~ピアノの練習はもっとクリエイティブだ!

欧米では音楽大学などの専門教育機関に音楽学部と音楽家医学の研究機関が並んでいるところも少なくありませんが、日本でのその分野の研究や音楽家へのサポートはまだまだこれからというのが現状です。 とは言え、近年の研究成果には目を見張るものがあります...
受講・聴講レポ

音楽を感じる脳、音楽が傷つける脳~特別シンポジウムin上智大学

リオ・オリンピックでの日本チームの素晴らしい活躍の背景には、スポーツ医学の発達とナショナルトレーニングセンターの存在があります。 一方、実は過酷な肉体労働である楽器演奏についての研究やサポート体制は、欧米に比べ日本ははるかに遅れています。 ...
マインド

絶対に運気が上がります!お墓参りのすすめ

お墓参り行っていますか? 私は東京に暮らしていて、両親のお墓は滋賀県。 1年に2回ほどお墓参りに行くようにしています。 お彼岸やお盆にこだわらずに、滋賀にいる妹や就職した姪とLINEしながら何となく流れで決めて行きますね。 合わせて京都観光...
演奏会・公演

ドミトリー・マスレエフ ピアノリサイタル~イメージの威力

久しぶりに梅雨らしい空となったこの日、浜離宮朝日ホールでドミトリー・マスレエフ ピアノ・リサイタルを聴きました。 ドミトリー・マスレエフ|2015年チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門優勝者 マスレエフは1988年、ロシア生まれ。 モス...
演奏会・公演

シャルル・リシャール=アムラン ピアノリサイタル|音楽と作品と作曲家への献身

2015年10月のショパンコンクールで素晴らしい演奏を聴かせてくれて、優勝者に負けず劣らず人気でだったカナダのピアニスト シャルル・リシャール=アムランをはじめてライブで聴きました。 コンクール期間中にはテディベアの愛称で親しまれたアムラン...
演奏会・公演

レジス・パスキエを聴いてこんな風に歳を重ねると決めた!

20代の頃から歳を重ねるってどういう事か、どんな風に歳を重ねたいか、何気に考えてきました。 樹齢数十年の大きな樹が、毎年春にこうして芽吹き、花開く姿に、素敵に歳を重ねる理想を見ます。 レジス・パスキエ  ヴァイオリンリサイタルを聴きました。...
演奏会・公演

聴く人を幸せに~ウィリアム・ヘイゲン ヴァイオリンリサイタル

ウィリアム・ヘイゲン ヴァイオリンリサイタルを聴きました。 昨年2015年 エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門で3位に入賞したアメリカ ユタ州出身23歳のヴァイオリニストです。 イツァーク・パールマンの愛弟子!? ヘイゲンを...
演奏会・公演

東響プレミアムコンサート・コンチェルトの競演@所沢ミューズ

日々、過ごす中でいろいろ不満も矛盾も感じながらも、ふつー、みんなこう思ってます。 自分ひとりでは何もできない、変わらない・・・ 私も、もちろんそうです。 でも、ひとりで世界を変えてしまう人がいるんだなと感じた演奏会でした。 コンチェルトの競...
演奏会・公演

ニコライ・ホジャイノフ ピアノリサイタル~なぜか聴きたいピアニスト

観たい絵、読みたい文章、聴きたい演奏、食べたくなるパン・スイーツ・・・ そういうものって、上手で、うまくできているものだと思っていますよね、ふつーは・・・ でも、時々、そうじゃないかもしれないと感じる不思議なものに出逢います。 上手いのか、...